
趣味のものづくりのためにあれば便利だろうなと思っていた3DプリンターがAmazonのブラックフライデーで安くなっていたので思い切って購入しました。使用感など書いてみます。
製品について
製品仕様
- 品番:Anycubic Kobra 2 Neo
- 印刷方式:FDM(熱溶解積層法)
- 印刷カラー:単色
- 印刷サイズ:220(幅)x220(奥)x250mm(高)
- 最高印刷速度:250mm/s
- 本体サイズ:485㎜(幅)x440(奥)x 440mm(高)
- 本体重量:9.3 kg

2023年8月発売の製品なので最新機種に比べると印刷速度に優位性はなくなったけど、私の場合、一度にたくさん印刷する必要もないのでデメリットまではいかないかな。
製品外観


開梱状態ではいくつかのパーツに分かれているけど、付属の工具を使ってゆっくり組み立てを行っても1時間弱で完了しました。
作業机(学習机)の上に置くとスペースを取られ、ほかの作業ができなくなるため小さいテーブルの上に置いて使用してます。
製品特徴
- 対応フィラメント:PLA ABS PETG TPU 他
- 自動レベリング機能搭載
- 停電復旧機能
レベリングとはノズルと造形プレートの高さ調整(水平調整)のことで、これがうまくできていないとノズルから吐出される材料が造形プレートにきちんと積層されずに剥がれたり、ノズル詰まりの原因になったりするそうです。初心者には自動レベリング機能はありがたいですね。
停電復旧機能を試したり停電になった経験もないのですが、何時間もかけて印刷していてあとちょっとのところで無駄になるのはつらいのでこれもありがたい機能ですね。
不便に思えた点
ネットワーク機能がないのでPCで作成した印刷データをSDカードに書き込んでから3Dプリンターに挿しかえないといけないのが少し面倒です。ちなみにSDカードは製品に付属しています。
動作音
冷却ファンの動作音が主で、ヘッドの移動に伴う音はそれほど気にならない感じです。
選定理由
別記事で紹介している自動スワイプ装置や壁スイッチを作成するような場合に、レゴで組み立てたりホームセンターに売っているパーツを組み合わせて構造を作りながらも「もっと最適な構造にしたいなぁ」と常に思っていて、3Dプリンターが徐々に安くなってきたので購入を決断しました。
Amazonのブラックフライデーで手の届きそうな価格帯のプリンターを探していたところ候補がいくつか見つかったのですが、故障時のサポート体制などを考えた場合に実績や情報がある程度あったKobra 2 Neoに決めました。
お試し印刷
フリーの3Dデータを掲載しているサイトからダウンロードしてお試し印刷してみました。(鉢の後ろの白い動物の置物です。)今後は自分で設計したものを印刷して紹介します。
