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3Dプリンター用データ(無料)を試しに印刷してみた

体験談

3Dプリンターを購入したものの、いきなり自分で3Dデータを作成できないので試しにフリーで公開されているデータを使って試し印刷をしてみたよ

3Dプリンタ用データの入手

データの入手先

Googleで「3Dプリンターデータ  無料」などのキーワードで検索すると3Dプリンター用データを無料でダウンロードできるサイトがいくつか見つかると思います。
今回はPrintablesというサイトを使用してみました。

TOPページの上部にならんでいるメニュー中の「3D Models」を選択します。

検索方法

今回は熊のフィギュアを探したいので検索窓に「BEAR」と入力してEnterキーを押します。

表示される中から印刷してみたいモデルが見つかったらクリックします。

詳細が表示されます。今回は roman_hegglin さんという方の「Gummy Bear – Voronoi Style」というデータを使用させていただくことにしました。

「Download」をクリックするとダウンロードの詳細画面に移ります。

更に「Download」をクリックしてファイルをPCに保存します。
「Gummy_Bear_-_Voronoi_Style.stl」というファイルがダウンロードされました。

印刷データへの変換

スライサーソフトについて

ダウンロードしたファイルを使って3Dプリンターで直接印刷はできないので、スライサーソフトというもので印刷データに変換します。

私が使っているスライサーソフトはUltiMaker Curaというもので無料で使用できます。今回はこちらのソフトを使用した手順を説明します。
UltiMaker Curaのインストール方法および個々の3Dプリンタに合わせた設定方法等は今回省略します。Webページや動画を参考にしてください。

3Dプリンターの機種や使用するフィラメント(材料)によって設定を最適化するなど奥が深そう。よい印刷設定などが見つかったら記事に書いていくね。

印刷データの作成

UltiMaker Curaを起動し、先ほどダウンロードした「Gummy_Bear_-_Voronoi_Style.stl」を開きます。
今回はPLAフィラメントを使用します。

画面左下に印刷サイズが表示されます。そのままのサイズでもよいのですが、いきなり大きなものを印刷して失敗したりイメージと違っていたりすると悲しいのでサイズを縮小してから印刷します。

印刷対象をクリックすると左端のコマンドが有効になるので「拡大・縮小」のアイコンを選択し、拡大/縮小率を指定します。今回は40%にしてみました。「縦・横・高さの比を維持」にチェックが入っていると1か所だけ変更すれば他も40%に変わってくれます。

次に印刷する際の向きを指定するのですが、今回は読み込んだ状態(立ち姿)のまま印刷したいと思います。印刷結果がよくない場合は対象(熊)の向きを変えたり、サポート(支柱)を加えたりして印刷データを調整します。

向きが決まったら画面右下の「スライス」をクリックすると「Gコード」という形式のファイルが作成されます。画面右下に「プレビュー」「ディスクに保存する」というボタンが表示されます。
「プレビュー」をクリックし、画面右のバーを上下することで印刷する過程のシミュレーションが確認できます。

問題なければ「ディスクに保存する」でSDカードへ印刷データを保存します。印刷時間の目安は1時間0分と表示されています。

あらかじめSDカードがPCに書き込める状態に接続してあれば、「ディスクに保存する」のところが「リムーバルドライブに保存」に表示が変わり直接書き込めるので便利です。

3Dプリンターで印刷

SDカードを3Dプリンターに挿しかえ、作成した「Gコード」形式のファイルを選択し印刷を開始します。スライサーソフト上は1時間0分と表示されていましたが、実際は1時間14分かかりました。外観を確認しましたが形状が崩れている箇所もなく印刷成功しました。

↓今回使用した3Dプリンターとフィラメントはこちら↓